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​考え方

お米などの農産物は、水・土・太陽・微生物・植物・昆虫・動物などの自然との調和と循環の一部であり、私たちもその一部だと考えております。なので、私たちは、この福井という自然豊かな土地で、自然を尊び、自然から学び、謙虚な姿勢で、食べた人が「おいしい!」と喜ぶような生命力に溢れたお米などの農産物を楽しく作りたいと思っております。


 また、未来の子供たちの幸せの為にも、永続的な社会に貢献したいと考えており、持続可能な農法の研究・実践に取り組んで参ります。

​農薬について

​(慣行農法との比較)

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私たちの無農薬のお米などの農産物は、自然調和と植物が本来持つ「生きる力」を引き出すようにする為に、植物たちに手を掛け、観察することで、農薬を使わなくても元気に育っています。

​農薬を使わない事は、より安全であり永続性のある事だと思います。​

​慣行農法(一般的な農法)のお米作りでは、

下記の農薬を使用する事があります。

参考例

1、種子消毒  (種まき前の殺菌剤処理)​

2、箱施薬   (苗への殺菌殺虫剤散布)

3、畦除草   (田植え前の除草剤散布)

4、初期除草  (田植え後の除草剤散布)

5、中期除草  (残草への除草剤散布)

6、畦除草   (出穂前の除草剤散布)

7、防除    (出穂後の殺菌剤散布)

8、防除    (出穂後の殺虫剤散布)​

​肥料について

土壌中の手

​現代の農業は必ず肥料を入れないといけないという固定概念があります。しかし、自然界の植物たちは、肥料を使っていないのに勝手に大きく育っています。この現象を基に、私たちの無農薬のお米などの農産物には、肥料を与えず自然に近い状態で育ってもらっています。

※ここでの肥料とは、窒素、リン酸、カリの3大要素を主としたものを指します。

化学肥料について

現在、肥料と言えば、おおよそ化学肥料の事を指します。化学肥料は安価で収量も増えるというメリットがあります。しかし、デメリットはあまり知られていません。デメリットは、肥料によるN2Oガスが発生している事と製造過程に多くのエネルギーが使われている事です。N2Oガスは、温室効果ガスで知られているCO2の約300倍の熱吸収効果を持つと言われ、さらに、オゾン層破壊に寄与していることも分かってきています。製造過程では、大気中の窒素を化学的固定を行うのに臨界状態(約500度、1000気圧)が必要です。石灰質窒素肥料を1トン製造するには、1.1トンもの重油と110kW/hもの電力を使用するそうです。また、運搬から施用までのプロセス負荷も生じています。

​地球上における窒素固定(植物が吸収できる様になった窒素)のおよそ70%は、微生物によるもので、工業的に合成されるのは、およそ20%程しかないようです。私たちは、自然界における窒素固定能力(微生物など)を、さらに研究して永続性ある農法を確立していくべきだと考えています。

有機肥料について

有機肥料と言っても色々なものがありますが、一般的に牛や豚、鳥などの糞尿や魚かす、油粕などが考えられます。一見、問題ないかと思われますが、これらの原料について考え直す必要があると思います。

それは、家畜のエサとして使われている飼料内の残留農薬や抗生物質、ホルモン剤は糞に混ざっていないのか。魚介類に含まれている重金属類は入っていないのか。農薬を使って作られた植物性肥料は入っていないのか。などの多くの疑問点です。

この様な原料を使った肥料を使用した農産物が、はたして安全なのでしょうか。また、このような肥料を投入し続けても、大地が汚染されないのでしょうか。

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